”食べて薬になる黒糖を作りたい”から生まれた自然栽培の「珊瑚黒糖」 | Dear Okinawa,

よみもの

2021/03/18 15:30


「食べて薬になる黒糖を作りたい」

農水苑(のうすいえん)「虹」の前田英章(まえだ ひであき)さんが生産する「珊瑚黒糖」は、そんな想いから作られた自然栽培の純黒糖です。

こちらの黒糖は、珊瑚石灰岩を含んだ土壌で完全無農薬・無化学肥料で栽培されたサトウキビを使用。

搾り汁を5時間以上かけて混ぜ続ける作業は、想像するだけでも気が遠くなってしまいますが、こちらでは全ての工程を手作業で行います。

サトウキビからできる黒糖はごくわずか。

300kgのサトウキビからは、30kgほどしか生産することができないそうです。

 珊瑚黒糖の主な成分は、良質な糖分とミネラル分。

ホロっと崩れて舌の上でスーッと溶ける黒糖はまろやかな甘さで、深い旨みが感じられます。

家事や勉強、仕事の合間にホッと一息つきたい時にちょうど良い甘さです。

そして、珊瑚黒糖にはミネラル分が豊富に含まれているので、熱中症対策にも。

 

今回は、そんな珊瑚黒糖を使った蒸しパンのレシピをご紹介します。

黒糖蒸しパン 4個分

薄力粉 100g

ベーキングパウダー 小さじ1

珊瑚黒糖 40g

豆乳(人肌に温めたもの) 100ml

サラダ油 大さじ1

甘納豆 適宜

①黒糖をすり鉢でつぶします(包丁で刻んでも)。塊はあえて少し残しておきます。こうすることで、生地の中に溶けた黒糖が感じられておいしいのです。

②ボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるい、豆乳とサラダ油を加えて混ぜます。ある程度混ざったら黒糖を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。


③型に注ぎ、甘納豆をトッピングしたら、蒸していきます。



④蒸気がしっかりと上がった状態の中に入れ、蓋をして、中火〜強火で10分蒸します。


粗熱がとれたら完成です。


お砂糖の代わりに珊瑚黒糖を使うことで風味がアップし、素朴で懐かしい味わいに。

簡単なのでぜひ作ってみてください。 

 

https://sangokokuto.com

 

 

Photo&text: 舘幸子

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